白保の海の歴史について

今日の海  白保の海にあるポール
今日の海 白保の海にあるポール

雲多め、雨が時折降る石垣島
気温 30.6℃ 湿度 79% 10:00

今日は『海の日』
海で仕事をさせて頂いているブルーコーラル
今日も海に感謝しツアーへ…

白保の海にはポールが建っています。
以前は5本ありました。
今は朽ちた物もあり3本のポールが残っています。

1979年この白保の海を埋め立てて
新空港を建設する計画が発表されました。
1983年には測量も終わり、工事が着工する段階にまでなっていました。
ですが、白保集落住民や自然保護団体、研究者などの支援者にて
“八重山 白保の海を守る会”
が結成され、建設反対運動を開始。
沖縄のサンゴ礁が農業や公共工事による赤土流出で消失しつつあるなかで、
白保のサンゴ礁は数少ない良好な生態系を残したサンゴ礁である事が知られるようになりました。
また、北半球最大級のアオサンゴ群落が存在することも注目を集めました。
反対運動側は1988年に国際自然保護連合総会で危機を訴え、国際的な自然保護団体の調査や圧力が強まり、1989年に白保埋め立て案は撤回されました。
(Wikipediaより抜粋)

この10年間の反対運動がなければ
失われていた白保の海。
反対運動をしてくださった全ての方に感謝です。
そして、新空港建設予定地として建てられたポールは
みなさんが闘ってくれた証の遺産。

そんなポールの台座にも
新たにサンゴが育っています。
時間の流れを感じながら
白保の海が生き続けている事を実感した
海の日image

カクレクマノミも産卵し、ここにも新たな命が
カクレクマノミも産卵し、ここにも新たな命が

 

今日のうめ
今日のうめ